「農」に関するブログの紹介です
このブログは2015年 農業には全くの未経験で、他職からの転職就農 現在は自己所有農地と管理受託地合わせ約7反(70a)を耕作し 10年間の奮闘記録です

そもそも何故10年前に農家に成ろう・・・と 志したのか
① 2011年から借地でドッグランを営んでいた この施設を可能な限り続けて行くには 借地では無理 何時返却を求められるか解らない 自身所有の地ならそう言うことは無い
② 2011年東北大震災が起きた 主人を亡くした飼育犬・避難が出来ず自宅に取り残された飼育犬を見て 愛犬と同行避難 同伴避難するには 公的避難所に入れない場合 仮の避難場所として自己所有の広い場所が必要
③ 10年後 社会で言う退職・年金受給の年齢 職を失い年金だけの生活は可能なのか 可能にする方法は無いか
この問題に付いて考え ①②を解決するには広い土地が必要 町の郊外では土地取得には莫大な費用が必要 かと言って 安価な地を求め生まれた街から遠く離れた田舎 山間部では・・・
③ 生活する上で占める費用「衣食住」中でも「住」賃借料が無い持ち家 「食」食糧を有る程度自給出来れば可能
答えは 農家に成り半自給自足の生活環境 農地の一部を活用しドッグランの運営と災害時の一時避難が可能な環境を構築する・・・・その為には 農家資格の取得 新規就農
農家に成る条件は・・・①一般的な作物の栽培知識 ②一年通じての栽培実務経験 ③一定の規模の農地を所有 ④年間の農業実務150日以上 ⑤農産物の販売益15万円以上
これらの条件を 1.住いの地域の農業委員会に書面で届け承認を得て 2.県知事に農地取得(農地法3条)の申請 許可を得て就農者と成ります。
しかし上記の農家の条件を満たすには ①と②④は 農業学校卒(地元市運営の農業塾)・指定農家で実務(勤務)又は農業法人に勤め 書面で証明が必要
農地は農業資格者のみ 賃貸し借り 売買が出来ない為 農業相続人以外は自己所有の農地で実務経験を積むことが出来ない(違法に借りた農地での実務は証明が出来ない) 従って一般の人は上記の農業勤務以外で実務経験を証明が出来ないと言うことに成ります。
従って 転職して農家に成るには 少なくとも3年・・5年は必要と成ります
昨今 農産物の価格上昇 高騰 お米かか各の高騰から だったら自分で作れば・・・と考える方も少なく無いと思いますが・・・残念ながら 農地を買う・借りる事は農業資格者しか出来ません
自己所有の土地でお米を栽培するには 家族4~5人の場合 年間消費量は200~250kg 約4俵のお米が必要 4俵を栽培するには約150坪(500m2)の農地が必要に成ります 路地野菜も栽培するなら 最小でも約1反300坪(1000m2/10a)が必要に成ります(農地以外の土地は雑種地 取得価格は農地の4~6倍 固定資産税は農地の100倍位)
更に 畑や田圃の耕作にはこの広さを手作業では無理 トラクターが必要 お米作りには田植え機・稲刈り機・脱穀機・籾摺り機・精米機が必要
苗や種 その他の農機具 農資材など 農作業経費は予想以上に掛かります・・・家族4~5人で自給する費用は 一般スーパーで購入する価格の数倍に成ります・・・高騰といえど買った方が安い
これらの事を実際に経験し 奮闘した記録として綴って居るのが 腕白ファームNOOMIN奮闘記です
新規就農する術 栽培知識や栽培方法 就農しなくても農に触れられる農業体験やシェア農地 加えて農家に成ろうと思った要因 大規模災害時の避難生活なども 記録しています。

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